おすすめお金の本
意外とあります!お金教育や仕事にかわる絵本や本…きっと家庭で実践するために役に立つことでしょう。
「子供向け」と「大人向け」に分けてご紹介いたします。
<子供向けの本>
著者/くすのきしげのり、絵/長野ヒデ子、出版社/廣済堂あかつき
たこ焼きのおつりが50円多かったアツシとお兄ちゃん。心の中で葛藤しながらも、多かった分を返金しに行って、「正直に50円を返してよかったなぁ」とつぶやく二人。「お金は大切なもの」「正直に生きることは素晴らしいこと」といった原点に立ち返れる本。
著者/中川ひろたか、絵/岡本よしひろ、出版社/くもん出版
お菓子をおねだりしたら、「100円までよ」と言われた。100円で何が買えるだろう? 100円で買えるものを探しに、“ぼく”は商店街を探検! お金の価値、子供たちにとって身近な100円玉の値打ちを考えるきっかけになる絵本。
著者/すとうあさえ、絵/白土あつこ、出版社/ひさかたチャイルド
キャッシュレス決済が増えた現代、1円玉の存在価値はどんどん薄れていくかもしれません。でも、1億円も、1円から始まる。1円は、お金のなかの王さま。1円でも大切に使う子になりますように。
著者/苅田澄子、絵/にしむらあつこ、監修/キッズ・マネー・ステーション 出版社/フレーベル館
お金の大切さや上手な使い方を子供に伝えるのは難しいですが、絵本を通して親子で話し合うことを可能にした内容。おばけのばけばけと同様、幸せな買い物ができるようにと、巻末に、「はじめてのお買い物」として実践的な方法も掲載されています。
著者/筒井頼子、林明子、出版社/福音館書店
子供にとっての、はじめてのおつかいは一大イベント。テレビで、「はじめてのおつかい」という泣かせる番組がありましたが、100円玉を握り締めて大冒険をしたみいちゃんにも、読む聞かせる親のほうも思わずホロリ…!購入はコチラ
著者/石崎洋司、絵/西村敏雄、出版社/講談社
藁からみかん、みかんから反物、反物から馬…順調に交換しただけのように見えて、死ぬ可能性がある馬と交換という、リスクをとって長者になるストーリー。日本の昔話は、リスクとリターンは表裏一体という投資の世界の基本を教えてくれる。
著者/内田麟太郎、出版社/偕成社
ともだちになってあげるから、1時間100円もらうというキツネが、本当の友達ができるまでのストーリー。ちょっぴり怖くてドキドキしたり、切なくなったり、思わず噴出してしまったり…親子で楽しめる絵本です。購入はコチラ
監修/キッズ・マネー・ステーション八木陽子 出版社/えほんの杜
小学校高学年向けに、お金について幅広く、イラストもいっぱいでかつ分かりやすく書かれています。お金は稼げばいいというものではなく、増やせばいいというものでもない。でも、人生にとってお金はとっても大切。お金との付き合い方がポジティブに書かれています。
著者/加古里子、出版社/偕成社
昔からのベストセラー絵本。80種類以上のパンが描かれるなど、見所はたくさんですが、小さいカラスの子たちが、一家を支えるために、力をあわせて、明るく「働く姿」が必見!子供時代にぜひ読んでおきたい絵本です。購入はコチラ
著者/ベラBウィリアムズ
訳者/佐野洋子、出版社/あかね書房
子供の頃、欲しい物がなかなか手に入らず、やっと夢がかなったときのうれしさ…そんな忘れてしまった昔の宝物を思い出させてくれる名著です。温かみのある文章も胸に残ります。購入はコチラ
著者/ベラBウィリアムズ
訳者/佐野洋子、出版社/あかね書房
お誕生日に何がほしいのか分からなくなってしまったローザ。ついに発見した、本当にほしかったものは…? 物があふれる今、本当に必要なものを見つけ、大切にするという「ていねいな暮らし」がしたいものです。購入はコチラ
著者/フィービとセルビ・ウォージントン
訳者/まさきるりこ、出版社/福音館書店
毎朝早起きして、パンの生地をねり、お店にパンを並べ、売りに出る。そして一日の終わりには、売上げを数える。仕事とは、単調なときもあるけれど、毎日の積み重ねが大切であり、好きな仕事をする幸せをしみじみと感じます。購入はコチラ
著者/エルサ・ベルコフ
訳者/おのでらゆり、出版社/福音館書店
ペレは自分で新しい洋服を作ろうと、羊の毛をつむぎ、色を染め、布におり、裁断して仕立てる一連の作業をします。洋服を一枚作るにも、多くの人が働いてできるという過程を知ることができます。購入はコチラ
著者/L・ジャフェ、L・サンー=マルク
訳者/永田千奈、出版社/晶文社
フランスで大好評となったら本、子供のための生活ガイドシリーズの一冊。「おはなし」「しらべてみよう」「やってみよう」の3ステップが紹介され、明るいイラストともに分かりやすく書かれています。小学校中学年ぐらいから。購入はコチラ
著書/関和之、出版社/旺文社
金銭感覚を養うために、子どものころから理解しておきたいお金を、漫画や挿絵を豊富に使って、子供たちが積極的に読み進めることができる工夫がされている本。大人はちょっと顔をしかめるようなギャグも子供たちは大好きなようです。
監修/日本公認会計士協会東京会、藤子F不二雄、藤子プロ
子供たちが大好きなドラえもん! ドラえもんの小道具には、お金が関係するものもあります。トリビアなど、子供がウケるネタが満載で何度も読むという子も。子供だけでなく、大人が読んでも知らないことがあって面白い。
著者/ジーン・メリル
訳者/岡本さゆり、出版社/偕成社
12歳の男の子が、手作りの歯磨きを売り出して、あっという間に億万長者になったという、ユーモラスなサクセス・ストーリー。経済のしくみがやさしく分かる、小学校中・高年向きの1冊です。購入はコチラ
<大人が読む本>
著者/森永卓郎・森永康平、出版社/角川親書
森永さん親子が、家庭での実体験を通して、ユーモアを交えながら、お金の知識を教えてくれます。各種統計やデータなども豊富に展開されているので、分かりやすい対談というよりも、読み応えある内容で、知見を深めることができる。
著者/ミアン・サミ、出版社/かんき出版
日本では欠けているお金の知識の必要性を説いた本。やや過激な表現もあるものの、100年のお金の歴史をひも解く箇所は、これから大人もどのようにお金と付き合うか一読に値する内容。参考文献やYouTubeで学べる事例もあり事後の学習にも役に立つ。
著者/エドリーアン・G・バーグ&アーサー・バーグ・ボシュナー、訳者/池村千秋、出版社/PHP
「お金とのつき合い方を知る」「お金ふやす」「お金を借りる」の3章から成り立つ本。投資信託や株などを「お金をふやす」ということがアメリカで早くから子供に伝えたいお金教育であったことが分かる。
著者/ニール・S・ゴドフリー
訳/武長脩行、出版社/東洋経済新報社
金銭教育のバイブルともいえる本。金銭教育が進んでいるアメリカの事例が数多く掲載されています。すべてが日本の家庭で行えるというわけではないけれど、ベースとなる考え方や、年齢別に子供が学んでおくべき項目はとても参考になります。購入はコチラ
著者/ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
訳者/白根美穂子、出版社/筑摩書房
誰でも(特に男の子の親は)、「うちの子って、天才かしら?」と思うというのに、大人になると、そんなことは忘れてしまう…。小さい頃のマネー教育が、職業教育につながり、そして、実社会に出るための準備になるのだという実感がわきます。購入はコチラ
著者/八木陽子 監修/藤沢久美 出版社/ダイヤモンド社
キッズ・マネー・ステーション代表八木陽子の著書。おこづかい、お年玉のあげ方&貯め方でこどもの将来が決まります!学校では教えてくれない、お金を貯める、上手に使う、殖やす、借金、お金を稼ぐ(将来のこと)など…生きていくうえで必要な「お金力」がこの一冊で身につきます。今や、お金との上手な付き合い方を教えることは親がやるべき「しつけ」のひとつです!購入はコチラ
著者/ジーン・メリル
著者/榊原節子、出版社/総合法令
国際的な交友関係を持つ著者がグローバルな金銭教育を綴ったもの。100万円をポンと子供に与える話や、資産家の二世の教育論など、とてもユニーク。「起業家教育は家庭で行うべきもの」という考え方は新鮮です。購入はコチラ
著者/田中喜美子、出版社/ソフトマジック
主婦向けの雑誌「わいふ」の編集長が執筆した書。子育ての悩みを数多く見聞きしたリアリティのある文章には、思わずドキッとさせられます。いろんな家庭のケースを知ることによって、それでは自分のうちはどうしたらよいのかヒントが得られるはず。購入はコチラ
著者/八木陽子、出版社/経済界
キッズ・マネー・ステーション代表の八木陽子の著書です。キッズ・マネー・ステーションの講座親子おこづかい会議のもととなっている「おこづかい」の考え方などを書いています。また、講座を実験的に試してきた寺小屋の小学生の様子も書かれています。
著者/武長修行、出版社/同友館
中学生・高校生など若者向けに書かれている。「お金が寄ってくる人、こない人」なども現代の若者をタイプ別にするなど、読みやすい。お金の歴史から始まり、クレジットカード、おこづかいはどうすればいいかなど、中高生でも知っていなくてはならない知識が凝縮されている本。購入はコチラ
著者/キャスリーン・デューイ、ローン・ベリー
訳者/西村隆男、出版社/主婦の友社
おこづかいは、子供のマネー教育の最大の教材といえるでしょう。この本は、前から読むと、子供用に書かれた本、後ろから読むと、親のための本。おこづかいをあげる側にももらう側にも役に立つ1冊です購入はコチラ
著者/柳澤美由紀、平山寛子ほか
協力/キッズ・マネー・ステーションファイナンシャルプランナーとして活躍中のママたちが、家庭でのマネー教育を綴った本です。リアリティある話に、今日から、実践しようと心強く思えるはず。、著者は、キッズ・マネー・ステーションのFP会員さんとしても心強いアドバイスをしてくれるFPメンバーでもあります。購入はコチラ